参加者の声

保護者ラボ(ほごらぼ)に参加した人の
声を集めました。
保護者会は「勇気を出して参加したけれど傷ついた」
ということもよくあります。
雰囲気を掴んでいただけたら幸いです。

保護者自身が自分を大事にする重要性

身近に不登校の子を持つ友人がいたこともあり、「もし我が子が不登校になっても無理に登校させずにしっかり休ませよう」と思っていた。必死に情報を集めて少しでも元気になるならと自分のことは全て後回しにしていたが、報われない思いが知らず知らずに募っていた。甘えと甘やかしの違いを頭では理解できても上手く対処できずに苦しみ、今に至っていると思う。しかし、保護者会につながったのをきっかけに自分を大事にすることの重要性に気づいた。親が余裕を持つことで子供が目には見えない何かを感じとり、満たされていくのだと思う。子供の力を信じて寄り添っていきたい。

ゲームとの関わり方と息子の素敵な未来

息子が学校休むようになった当初はゲームをやっているから行けないと思いそれを責め、禁止したり、無理矢理車で連れて行き、当時の担任が悪いと思い、自分の息子の気持ちなど全く考えずにひどいことばかりしてしまっていた。本当にごめんなさい。中三になっても学校に行けなかったので、全日制高校受験をあきらめなければいけないのだととても暗い気持ちで合同説明会に行きました。
そして何か息子が元気になるヒントが欲しくてカウンセリングの予約を入れました。係の方にオンラインと対面どっち がいいですか?と聞かれ椎名先生のカウンセリングを受けました。「対面で」と言って良かった。とても衝撃を受けたことと私が息子がやっているゲームのキャラクターの名前を答えられなかった事は覚えていますか、講演会の話と息子の気持ちがぐるぐるしていて、あまり記憶がないです。 すみません。その後にZOOMの勉強会に参加し、たくさんの仲間ができて忙しいですが、とても楽しいです。このチャンスをくれた息子に感謝です。ゲームのこともいろいろ教えてくれるし、プロセカやりながら話ができる器用な息子に感心しきりです。すごく狭かった自分の視野を広げて、息子の素敵な未来のためにがんばります。

学校に通うのが幸せと信じていた

不登校になり最初の一週間は朝起こすこと学校に行かせることを考えていた。娘は怠け癖が強いから自己管理ができないので、今まで優秀にこなしてきた学校に通って、レールに乗っているのが一番楽で幸せになれると思っていた。実際、私の知らないところで困っていたことがあって、学校に行くというのが大きな負担で幸せに程遠いと知った。今度、これから解決するかはわからないが素敵な未来が来ると信じてできることをやりたいと思って行動していこうと思う。

本当に大切なものは何か?

子供が不登校になる以前から悩んで、学んではいたので不登校になってしまった時は自分に原因があるのかもということが何よりのショックだった。 さらに学んだり、経験者の話を聞いたりする中で結局親のあり方を変えるしかないことがわかり、自分の生き方や考え方について考える機会になった。 まだまだ自分の「こうするべき」「やらねば」という思いから子供に対して余計なひと言を言ってしまって落ち込むこともあるが、本当に大切なものとは何かに戻って子供の良いところも見えるように少しはなってきたように思う。 子供は外に出る挑戦で私の予想を超える頑張りを見せてくれたり不登校になったことによってしか経験できないことをたくさん経験して学ばせてもらって感謝している。

私自身のイライラがなくなった?

私は子供が2人不登校を経験したことを今でも感謝しています。なぜなら学校で勉強するの当たり前と言う考えを学校だけではなく、社会全般が学びを思えるようになったこと。いつからでも大人のやる気さえあれば学び直しができると思えるようになったこと、子供であっても1人の人として生き、周りの理解や寄り添いがあれば、子供自身が自ら考えて行動するようになるということがわかったからです。そして、不登校の中で得たことの中で、1番嬉しい事は、私自身、子供を理解して接することでイライラがなくなり、家族の会話が増え、笑顔で過ごせる日々になったことです。気づかせてくれた子供たちは感謝です

隣で一緒に歩いていきたい

子供が不登校になってそれまで自分は子供のことをわかったつもりになっていただけだと気付かされた。少しずつだが親子で弱音を吐いたりくだらない話をしたりと再び子育ての期間を過ごせてラッキーだと思っている。ふとした時にこの子がこのままだったらどうしよう、いつか生きる気力も無くなるのではないかといった不安に押しつぶされる時もあり苦しい。子供の不登校がきっかけで転職した、もし今不登校という形で子供がSOSを出していなかったら大きくなってから違う問題として現れていたのかもしれないと思うと隣で一緒に歩いていきたいと思う。

その他、数100名の方の生の声を「会員サイトのノウハウ図書館」で聞くことができます。